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依存症との闘い

O・T(36歳) 求職中


 昨8月に公務員を辞職し、自暴自棄になり、毎日のようにパチンコ屋に入りびたる日々でした。家族をはじめ、周囲の人々との関係も最悪の状態になりました。
 本当に死ぬかもしれないような気持ちで過ごしており、そのときに、「どうせ死ぬのなら、もう一度死ぬ気で内観をしてみよう。」というような気持ちで、絶望の中の「望」を信じて瞑想の森に参りました。

 今回は4回目の内観で、初めて断食をお願いしました。
 正直、内観前はとても恐くて、一ヶ月ほど申し込みの電話をかけられませんでした。

 いま、一週間の内観を通して私が感じた一番のこと、それは、『自分は餓鬼であった』こと、そして、『今も餓鬼である』ということです。
 それは、年齢は36歳であっても、心や精神年齢は、俗に言う子供(ガキ)のままであること。
 親をはじめとして、周囲の方々にいつも優しさや愛情を求め、貪り続け、どんなに与えていただいても満足することがなく、それどころか与えてくれる人に対して、「もっと、もっと…」と願い、求めていたこと。
 そして挙げ句の果てには、自分の要求が叶わないと、その相手を恨んだり傷つけたりしている自分の姿でした。
 本当に罪深いです。

 5日目から6日目にかけての夜、布団の中で、「こんな罪深い自分は、やはりもう死ぬしかない。」そんな想いに囚われて、まるで闇に引きずり込まれるような感覚になり、すごい目眩に襲われました。
 気づくと手を合わせて、「神様、こんな罪深い自分を許してください。お願いですから、どうか助けてください。」と祈っていました。
 すると、不思議と体も心も軽くなりました。内観を通し、自分が、「ああしたい、こうしたい」と思っている時は、いつもすごい空腹を感じて苦しかったのが、逆に、「自分が悪かったな、あんなことしてもらったな…」と思っている時は、穏やかで体も心も軽かったです。

 内観後は夜に前向きな夢を多くみるようになりました。
 とりあえず約一ヶ月経った今現在は、ギャンブルの欲求はほぼありません。
 しかし、これはゴールではなく、これからだと思っています。
 本当にありがとうございました。


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中国人の企業研修として

昨年末からお正月にかけての年越し集中内観研修会に、中国から日本に働きに来ている方が、その会社の社長さんと一緒にお座りになりました。
社長さんは、前年の年末も内観されていて、今回は2回目で、断食をしながら内観されました。

この中国の方が、お帰りになってから研修のレポートを書かれたものをいただきましたので、紹介させていただきます。

外国の方ならではの飾り気のない日本がとても興味深かったです。

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内観研修レポート 
K・S
                                  

来日したばかりの時に、社長より「日本のお正月の時に、内観に行ったらどうですか」とお誘い頂きました。
あっという間にお正月になり、12/28~1/3内観研修に行ってきました。

内観に行く前に、内観についてインターネットで探してみましたが、会社の皆様の内観研修レポートを拝読しました。先に気持ちを作って準備出来ました。インターネットには内観研修で人生が変わる人がいると記載がありましたが、ちょっと不安と驚きの気持ちを持って出発しました。

東京から電車を利用して、約2時間30分掛かって、栃木県にある「瞑想の森」という内観の目的地に着きました。少し休んだ後、内観の社長が2時間ほど、内観研修のことを詳しく説明して下さいました。

1.外部との接触は不可で、携帯、ラジオ、パソコン、新聞雑誌などは全部禁止です。受付のところに、私が持っている携帯電話、iPadを内観管理者に預けて封をしてしまっておきます。
2.内観期間に面接先生以外の他人と一切話をしてはいけません。
3.一日15時間、朝6時から夜9時まで、一週間連続で座っています。
4.座る場所はほぼ一平米ぐらい広さ、屏風の中での姿勢は自由です。
5.食事は屏風の中で一人で食べます。食事後は片づけの必要はなく、そのまま屏風の外に食器を置いておきます。
6.今回はお正月で人が多くて、お風呂は午前10時から一人20分ずつ進行します。
7.考える事は他人に対して自分のした行為を相手の立場に立って反省することです。
8.考え方は自分の肉親、例えば:両親、兄弟姉妹、家内、子供など。
9.調べる期間は3~4年ずつ年代を区切ります。
10.調べる内容は下記の3つのテーマに従って、20%:20%:60%の配分で調べます。
 *していただいたこと
 *して返したこと
 *ご迷惑をかけたこと
11.面接者の方は面接前と後に屏風の外で2回合掌と礼拝をします。面接者への内観報告はおおよそ1時間半~2時間に一度、一日7回します。内観者は以上の三つテーマによって面接者に報告します。面接者は下記どおりに問う。
 始め:「ただいまの時間、どなたに対して、いつのご自分を調べてくださいましたでしょうか?」
 終り:「どうも有難うございました。」


一日目、少し疲れると思います。
私はこんなに小さい空間に1日間15時間も座るのは初めてです。筋肉の痛い症状を解消するために、2日目から起きた時と寝る時に腹筋運動と腕立て伏せを30回ずつ行い、食事は1日間の3回から2回に減らしましたが、2回にしても半分だけしか食べられませんでした。
朝6時起床、21時就寝は非常に規則生活です。朝の6時起きる事は出来ますが、21時就寝は何年もやったことがありません。時間が早過ぎて、すぐには寝ることができませんでした。
内観の家は山の中腹にあるので、昼でも夜でもとても静かです。同室の内観者の呼吸が聞こえますし、その他は外から聞こえてくるカラスの鳴き声と、飛行機の音だけでした。
食事する時に、昔の内観者の感想文のCDとテープを流しています。男女問わず、皆がとても悲しくて涙を流しています。
感想文について両親、旦那さん、奥さんなどたくさん発表しています。

私達は「他人から何かをして貰えるものである」と無意識の内に思い込んでいます。
人間は基本的に「自分中心」の生き物です。
自ら意識しない限り、普段の生活の中で、相手の立場になってと考える事は少ないと思います。その事に気付いてからは、内観中に鏡で自分の姿を見ているように、どの年代もとても懐かしくて幸せな気持ちで調べる事が出来ました。

今年、親父が亡くなって10年になります。
1日を利用して父に対する自分を調べてさせて頂きました。
たくさんのことを思い出して、自分に足りない点が多かったです。思わず涙を流しました。

養育費について 約2時間を使って養育費を計算してみました。
住居代、電気代、ガス代、水道代、衣服、食費、おやつ、家具、おもちゃ、旅行、学習塾、参考書、医療費、出産代、交通代、お年玉、幼稚園から大学卒業の学費及びお小遣いなどすべて計算しました。
想像以上に100万元(約1700万円)もお金がかかっていて驚きました。
両親が大変な思いをしていた事を実感しました。

今回社長は断食内観ですが、体験感想はもっと素晴らしいと思います。
東京に帰る途中に、社長と一緒に宇都宮駅で餃子を食べました。
ビールを飲む時に、とても幸せだと感じました。

今後の人生に向けて、生活にしろ、仕事にしろ、こんな恩を返す気持ちは私にとって大きく役立つだと思います。

人生にとって、素晴らしい体験させて頂きました。珍しい研修に行かせて頂き、有難うございました。

未来は正しい方向へ進んでいく

M・K(31歳) 会社員


一週間の間屏風の中に座って観えたのは、神様や仏様ではなく、醜い姿の私でした。

今まで一生懸命隠そうとしていた私、知らない素振りをしていた私が観えました。

私が、いかに見栄っぱりで、体裁を気にする人間なのかがわかりました。

同時に心のわだかまりが解け、気持ちが楽になり、救われた気がしました。
この感覚がとても不思議です。

今までの自分を作り上げてきたのは私、
言い訳をして隠してきたのも私、
それを乗り越えていくのも私です。

しかしそれを支えているのは私だけではありません。

未来は一人では掴むことができません。

私が今まで迷惑をかけてきた人々へ感謝し、素直に反省することで、未来は正しい方向に進んで行くことを確信しました。

現実は受け取り方次第で変わる

H・M(34歳) 無職


 食事中に流れる内観テープは非常に参考になりました。
 全く自分と違う立場の人なのに、随所に共感できる箇所があり、とても驚きました。
 自分の過去を振り返るきっかけにもなりました。

 一週間の内観で気付いたこと、感じたことはいくつもありました。
 文字に表すのは難しいですが、これから数日経つと何らかの形になっていくでしょう。
 言葉で表せないからこそ、ここに来て時間を費やす価値があると言えるのではないのでしょうか。

 自分の見ている現実は、受け取り方次第でいくらでも変えられる。
 より自分を幸せにする受け取り方を教えてくれるのが内観だと思いました。

 家に帰った後も、今回の成果を継続するために日常内観を行い、また何かの壁に突き当たった時は一週間お世話になろうと思います。

心の謎が解けた

M・K(39歳)  医師


今回の内観で、心の謎が解け、魔法がとけた感じです。
六泊七日で、心の血と汗を流す訓練をさせていただきました。
面接して下さった先生、お食事を用意して下さったり、裏方を引き受けて下さったスタッフの皆様、大変お世話になりました。

内観を進める上で大変参考になったのは、食事時のテープとトイレに貼ってある紙でした。
これらを参考にしながら「自力」で素直な心で、粛々と内観すればよいのだと分かりました。
また他の研修者の皆様とはお話はしていませんでしたが、集合意識で助けられ、支えていただきました。
「もの言わぬ連帯感」で繋がっている感覚でした。

途中四日目に、自分が不満、怨みを感じていることを作文用紙に書くよう指示をいただいてから、一時エゴが肥大して、内心は「何かしてもらえるかも」と期待している状態になりました。
しかし、その後何もアクションがなかったので、「これは、やはり自分で解決するしかない」と悟ることができました。
丁度その時食事のテープで、柳田鶴声先生が「一分一秒、今、ここで命がけで内観してごらん」と語りかけて下さいました。
そこでまずは、その通りやってみようと思い、面接と面接の間に与えられる時間を一分一秒に微分して、今、ここに集中することだけをやりました。
その上で、して頂いたことは何か、お返ししたことは何か、ご迷惑をおかけしたことは何かを、その時空間に投げかけました。
そして次の面接では切腹でも討ち死にしてもよい、という覚悟で集中してのぞみました。

すると、内観の質が変わり始めました。
これがいわゆる「内観の深まり」だと実感しました。

そして「その時」は六日目の夜にきました。
養育費の計算結果を報告し、父の要求どおり返金するつもりであるとお伝えしました。
すると面接に来られていた所長さんから「親の立場からすると、そのお金は、この子にそのくらいの価値があると思って出したものなので、喜んで受け取って欲しいのです。返せというのは、本当にお金を返済しろという意味ではなく、そのくらい立派になれということなのですよ」とお言葉をいただき、私の中の何かがはじけて中から答えがとび出してきました。

そう、私は、今の今まで、自分がこうして欲しいものを素直に欲しいと言えないことこそが、課題であることに気付き、認めることができたのです。
私が、怨み、つらみ、不満をつのらせていたのは、欲しいものを素直に欲しいと伝え、喜んで受け取ることのできる人に対してだったのです!!
この課題を学ぶために、彼らは私の目の前に現れていただけのことだったのです!

その後、自分が如何に「トンデも嫁」で「ぐうたら妻」であるか、そしてそんな私を、広く、大きな愛情で包んで下さっている夫の偉大さをリアルに実感しました。

まだまだ未熟で、至らぬ人間です。
これからも内観を続けてまいります。
どうも有難うございました。

心の中に羽が生えたように軽くなった

N・M(28歳) 農業研修生

最初は、半畳の空間ということで、異質の空間、というか…出口のない迷路にさ迷い込んだ感じがしましたが、今までの周りに起こった出来事をよ~く思い出してみましたら、今までは、自分は自分一人の力で生きてきたのだと、…そう思っていました。
…まあ、それは言い過ぎかもしれませんが、でも、両親や親せき、兄弟、学校の先生、保育園の保母さんや、友達、知人、隣のおばさん、…数多くの人たちが、自分をここまで生かさせてくれたのだと思うと、心の霧が晴れて、素直な気持ちになれました。

あの半畳の空間は、不思議に過去のことが鮮明に思い出されてきて、保育園、小・中学校・高校、過去に両親や兄弟にしていただいたこと、迷惑をかけてしまったことを吐き出すと、身体中の毒素が抜けてしまったかのように、体がスッキリとし、心の中に羽が生えたみたいに、フワッと、軽くなったのです。

これからは、感謝の気持ちと謝罪の気持ち、相反する気持ちかもしれませんが、実は、この二つの気持ちは紙一重なのかもしれません。

謙虚な気持ち、素直な気持ちで相手に接してゆき、父親に少しでも親孝行していきたいという気持ちで、今は一杯です。

母親には、感謝の気持ちでいっぱいです。

自分は、こんなに沢山の人に支えられてきたのだと、改めて思いました。

深い安らぎと喜びで満ちています

R・S(57歳) ドイツ人心理療法士


When I came here at the beginning of this week, I had read almost all the literature about Naikan available in the German language.
And I had practiced various ways of meditation in the Christian tradition for some twenty years.
It was my wish to experience Naikan near its origin.

This week became one of the most profound and touching experiences I have ever made.
After years of psychotherapy during which I circumstantially analyzed my biography and my relationship to my parents, it was this week which finally gave me an all-embracing feeling of peace and aware of how my upbringing – as an unwanted child – accounted for mental distress and alcohol addiction disease and depression.

I overcame my health problems more than ten years ago.
Now, however, after one week of Naikan, I genuinely feel deep peace in my heart and the joy of reconciliation with everything that happened to me in the past.
And I am profoundly thankful for every single day I have lived so far, and for every minute that I will be able to share with those whom I love and who love me.

It was my mother who game this life to me and I will keep her remembrance with thankfulness and respect.

【日本語訳】
 ここへ来る前に、ドイツ語で内観関連の著書を出来るだけ読みました。
 私は過去二十年間にわたり、キリスト教系のさまざまな瞑想法を体験してきました。
 内観が生まれた土地で内観をすることは、私のかねてからの強い願いでした。

 この一週間は、非常に深く、かつて無いほどに感動的な体験となりました。
 以前に数年の間心理療法を受けたときに、自分の人生や両親との関係を分析しましたが、今回の体験を通じて、安らぎと感謝に抱かれるような心境に至ることが出来ました。
 「望まれぬ子」としての自分の生い立ちが、過去に患った心の病やアルコール依存症と関連していたことは、自分でも気が付いていました。

 アルコール依存症やその他の問題は、十年前に克服していましたが、今回集中内観をしてみて、心の底からの深い安らぎと喜びで満ちています。
 過去に私に起きたあらゆる出来事と和解することが出来き、非常に嬉しいです。
 今、これまで生きてきた一日一日に深く感謝し、そして、これからの人生を、私が愛する人たちや私を愛してくれている人たちと共に生きていけることを心よりありがたく感じています。

 この人生は母が与えてくれました。
 母への感謝と尊敬の念は生涯忘れることはないでしょう。

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瞑想の森内観研修所

Author:瞑想の森内観研修所

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